黄色バッチ こころのじかん

お腹がすいた、だっこして、などと自分の気持ちを泣くことで表す時期、

 

少しずつことばが出て、じぶんで!と意志を伝える時期、

 

かして。どうぞ。ありがとう。

ごめんね。いいよ。

などと簡単なやりとりができる時期…

 

いろいろな時期を経て、園で一番大きい人になった黄色バッチのこどもたち。人との関わりの中で、少しずつ自分の気持ちだけでなく、相手の気持ち、まわりの人の気持ちにも目を向けられるようになってきました。

 

そんな黄色バッチさんだけが集まって、ときどき「こころ」について考える時間を持つようにしています。

 

物語を読んで、場面ごとに登場人物の気持ちを考えてみたり、実際にあった出来事を振り返ってみたり…最近では、「ふたりはいつも」や「はなさかじいさん」のおはなしを読んで、話し合いが行われていました。

 

そしてつい先日、黄色バッチだけで、大型積み木を使って遊んでいたとき、ちょっとしたおふざけがエスカレートしてもめごとになってしまいました。その日はそのまま、もう積み木は使えません!と先生に叱られてしまいました。

 

どうしたらよかったのかな…日を置いて、みんなで話し合いをしました。

みんなの使うものだからもっと大事にする

やめて、と言ってる人の気持ちを考える

いけないな、と思ったら教えてあげる…などこどもたちから意見が出ました。

 

先生からは、みんなが気持ちよくすごせる三つの魔法のことばを教えてもらいました。

 

「ありがとう」

「ごめんなさい」

「どうしたの」

 

このことばを使えば仲良くできそう!でも忘れちゃうよ。となり、考えたこどもたち。

紙に書いて貼ることに。字を分担して書いたり、貼る場所は小さい人が間違えてはがさないように高いところにしよう!と悩んだり。

 

結局積み木が置いてある近くの壁の、高ーいところに張り紙は落ち着きました。

魔法のことばはみんなで使っていこうと、大人たちも張り紙を眺めるようになりました。


まだまだ自分の気持ちが第一なのも仕方がない時期です。でもこのごろ、相手に気持ちをぶつけてしまったあとに、ことばを言い換えたり、不器用ながらも理由を説明しようとしたりする場面がみられるようになってきました。


失敗してもいいんだよ。すこしずつ、すこしずつ。

あと半年で卒園していくこどもたちを応援し、大人も気づきをもらいながら、

「こころのじかん」続けていきたいと思います。